夏の北海道

2000年8月13日(日)

フェリー乗り場
 急きょ、北海道へ行くことが決定。青森のフェリー乗り場へチケットを買いに行くが、そこにはツーリング目的のバイク野郎がいっぱい。そんな状態なので空きはなく、キャンセル待ちをした。ホワイトボードには4〜5便で10時間待ちと書いてあった。という訳でキャンセル待ちのチケットを買い実家でゆっくり仕度をした。レガシィに2台のMTBを積む。荷物とともに車内に収まってしまうのにはびっくり。

 予想出発22:20の1時間前にフェリー乗り場に到着。そして駐車場で待機。放送でキャンセル番号が次々に呼ばれる。なかなか呼ばれないので、次の便になるかと諦めていたら、出発まで10分前というところで番号が呼ばれた。なんか試験に合格したような気分。函館到着予定は2:10ぐらい。

2000年8月14日(月)

小樽運河
 予定通り函館に2:10到着。そこから小樽を目指して出発。北海道の道は初めてだが、道幅が広く、信号もほとんどないので、80km/hぐらいで巡行できる。それにところどころにパーキングがあり休憩もできる。途中、道の駅で休憩するが、結構肌寒い。

 小樽ではガラス細工、小樽運河を見学する。そして近くの石原裕次郎記念館に行く。入場はせず、まわりをうろうろしただけだが、それでも満足。裕次郎は意外とでかかった。

 ラーメン目的に札幌に向かう。ラーメン横丁で適当に入った店でラーメンを食べた。味はごく普通。チャーシューラーメンを頼んだがチャーシューが硬い。タクシーの運ちゃんによると地元の人はラーメン横丁にはこないらしい。まあたぶんそうだろうけど、一応記念ということで。ちなみにラーメン横丁には新と旧があって、新は誰も行かないとのこと。

 登別温泉で宿を探すがどこも満室とのこと。近くを色々探し苫小牧近くで宿をゲット。そこで毛かにをたらふく食べ就寝。

2000年8月15日(火)

昭和新山
有珠山
 洞爺湖に向かう。途中に肌が剥き出しで煙を上げてる山を発見。それは昭和新山だった。それほど高い山ではないが、今でも噴火しそうな不気味な不陰気があった。

 洞爺湖の周辺を通る。近くの高速道路は1区間だけ通行止め。有珠山に一番近い道は灰で汚くなっていた。まるで雪解けの道のようであった。有珠山は未だに数箇所で煙を上げていた。ここもさらに不気味。
 ちょっと離れたレストランでジンギスカン料理を食べる。1,000円程度なのに目の前で自分で焼けるし、結構なボリューム。期待していなかっただけにとても満足。いっしょについてきたイカの塩辛は激辛。

 大沼公園に向かう。途中でガソリンを給油したが、燃費が今までで一番良かった。それほど回転数も上がってないし、信号もほとんどないので、条件が良かったんだろう。
 大沼を持ってきたMTBでサイクリングした。20年以上前には自転車をレンタルして同じようにサイクリングしたことあるが、ほとんどコースは覚えてないし、懐かしいという感じはない。一周14kmを1時間弱でまわった。とても爽快。走っても気持ちいいかも。

 帰りは明日の早朝の便しか予約できなかったが、大幅に早くフェリー乗り場に着いてしまった。だめ元で聞いてみると、空いてるとのこと。出発前に聞いた時は予約取れないって言っていたのになんだったんだろう。キャンセルが多かったのかな。というわけで0:20の便で青森に帰った。