富士登山リベンジ

2000年8月26日(土)

富士山5合目
 富士登山リベンジ。阪神の負けを確認し21:30頃出発。途中、海老名SAに寄ったがいつの間にか吉野家ができていた。富士宮口5合目には0:00頃に到着。頂上までは最短で行けるコース。予想していた通り駐車場はいっぱいで路駐の嵐。約1.5km下の方に路駐した。5合目の登山道にたどり着くまでに結構な体力を消耗。去年に続いて今回は2回目の登山。去年は7合目で断念したので、今年の目標は頂上。さてどうなるか。明日に続く。

2000年8月27日(日)

富士山6合目
富士山7合目
富士山8合目
 5合目を1:00に出発。あたりは真っ暗。空には汚いほど星がいっぱいあり。たまに流れ星が見えたりする。その中を懐中電灯を持った人がぞろぞろを頂上を目指す。地面は砂地だったり、岩場だったり、とても歩きにくい。気温はたぶん10℃以下だと思う。腕にはめているGショックの温度計はいつも30度近くを指しているので役に立たない。歩いている分には汗をかくほど暑いが、休憩で止まると寒さを感じるようになる。とても体温調整が難しい。

 結構登ったと思うところに6合目の店がある。看板にはこれから先は長いというようなことが書いてる。これはこの先を登ってみないと実感できない。

 7合目に到着。去年はここで断念し、宿泊したところ。ぼろい建物でスペースもほとんどないところに押し込まれて宿泊代6,000円取られた記憶がある。今年はここをなんとか通過。でも、ほとんど体力がなくなってきた。
 ここから先がさらに急になり、岩場も多くなってきた。8合目の灯りが少し先に見えるがなかなかたどり着けない。登山で使う棒(なんて言うのかな)があればちょっとは楽になったかもしれない。まわりを見るとスキーのストックを代用している人もいた。

 やっとのことで8合目に到着。もう登る気がしないほど疲れきったので、ここでご来光を拝むことにした。ご来光まで1時間ほどある。それまで仮眠することにしたが、風が吹いていてかなり寒い。たぶん0度近くまで下がっているだろう。

ご来光
 5時頃にご来光。下界の方はほとんど雲だらけ。太陽はなんと地面からではなく、その雲の切れ目から出没。なんとも不思議な光景。

 8合目からは下山を決意。登るのに体力を要るが、下山するのにも結構な体力を要る。登る時は真っ暗で、下山する時は晴天。視界のせいか下山する方が長く感じた。これから登る人と対面することになるが、色々な人を見ることになる。中で不思議と思ったのが、自転車を持って登る人達。去年も見たが、持っていってどうするんだろう。頂上まで行って他のコースから下るのかな。それにしてもただでさえ大変なのに自転車を持っていくなんてとても真似はできない。

宝永火口から見る富士山
 6合目から宝永山の方に寄り道してみた。600mほど歩いて行くと、そこには宝永山の火口がありすごい光景を見た。宝永山は富士山の中腹にある山で、富士山の一部がえぐりとるような形で火口が存在している。表現下手なオレにはうまく表現できないけど、とにかくすごかった。

 6合目に戻り、5合目に下り、さらに路駐している自分の車まで戻るが、そこまでがすごく遠く感じた。

 来年こそは頂上を目指すぞ。それには体力をつけて。別なコースはどうかな。と色々考えながら帰途に着く。